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Djangoのプロジェクト作成からローカルサーバーを開くまでを解説!!

Djangoプロジェクトの作成からローカルサーバーの表示までを解説します。仮想環境の作成からDjangoのプロジェクトとアプリの違いやファイル構造を解説しています。Djangoのローカルサーバーを開くにはまずDjangoプロジェクトを作成しましょう。

Djangoプロジェクトをローカルサーバーで開いてみよう

突然ですが自作ブログ作ってみたくはありませんか?

自作ブログのいいところは自分だけを実現できるところです。

WordPressの方が圧倒的に楽ですが、せっかくPythonをやっているなら作ってみてもいいんじゃないかと思います。

これが私たちが自作ブログを作ってみた感想です。

ちなみに、私たちはPythonが何かも知らない状態から独学でブログサイトを自作しました。

もちろんDjangoなんて知りませんでした。

しかし、知らない状態からネットの情報だけを頼りに独学で作成してアドセンスで収益化に成功しました。

ブログサイトくらいシステムから誰でも作れます。

ぜひ興味のある人は作成してみて下さい。

今回はDjangoのプロジェクト作成をしてローカルサーバーを開くまでを解説します

OSはMacを想定しています。

Linux系であればMacと同じような挙動で動くと思います。

Windowsは動きますが作成の難易度は高めです。



目次   

01. Djangoとは

02. 仮想環境の作成とDjangoのインストール

03. Djangoプロジェクト作成

04. Djangoのプロジェクトの初期設定

05. Djangoのローカルサーバーを起動

06. まとめ


01. Djangoとは


DjangoとはPythonで実装されたWebアプリケーション用のフレームワークです

Djangoを使用することで比較的簡単にWebアプリケーションを作成することができます。

フレームワークとは、アプリケーションを作成するときに便利な機能があらかじめ詰まったソフトです。

Djangoを使用すればInstagramやニュースサイトなどのような非常にレベルの高いアプリケーションを作成することが可能です

もちろんブログサイトも比較的簡単に作成することが可能です

Djangoをおすすめするポイントはいくつかあります。


動作が早い

便利な機能が沢山

セキュリティ性が高い

メンテナンスしやすい

学習コストが比較的低い


さっとあげるとするならこんな感じです。

今回はDjangoをおすすめする記事ではありませんのでこのくらいで。

Djangoの説明は終了です。

早速Djangoのプロジェクト作成の準備をしてみましょう


02. 仮想環境の作成とDjangoのインストール


順に行なっていきましょう

Pythonのインストールと環境設定は済んでいることが前提となりますので、まだ済んでいない方はPythonをご自分のPCで使えるようにして下さい。



python -m venv [環境名]


仮想環境はそのプロジェクトやアプリを動かすためだけの環境です

この仮想環境に任意のライブラリーなどをインストールしてDjangoのプロジェクト作成をします。

仮想環境を作成するとエラーを引き起こすようなライブラリーを誤ってインストールしてもPC全体に影響を及ぼす危険性もなく安全性も高いです。

任意のディレクトリに作成しましょう。

作成する前にcdなどで作成したいディレクトリに移動しておくことをおすすめします

仮想環境をどこに作成したか分からなくなってしまいます。



cd bin


作成した仮想環境を開くとbinをいうフォルダが作成されていると思います。

コマンド上でディレクトリを仮想環境の中にあるbinに移動させます



source activate


binに移動したら上記のコマンドを実行しましょう

Windowsの場合はscriptというファイルに移動してactivate.batというファイルを実行することで仮想環境を開くことができます

これで仮想環境の中に入ることができました。



deactivate


仮想環境を抜けたくなったらこのコマンドでいつでも抜けることができます。



pip install python
pip install django


仮想環境を開いた状態でPythonとDjangoをインストールしましょう。

仮想環境にははじめ何も入っていない空の世界です。

pipコマンドを使用してPythonとDjangoをインストールしましょう

とりあえずこれで準備は整いました。

Djangoのプロジェクト作成をしていきましょう


03. Djangoのプロジェクト作成



django-admin startproject blog


まずは仮想環境でプロジェクトを作成したい任意のディレクトリに移動しましょう。

そしてこのコマンドを実行して下さい。

このコマンドでDjangoのプロジェクト作成を行うことができます。

プロジェクト作成をすると任意の名前のファイルが現在のディレクトリに自動生成されます。

Djangoプロジェクトの名前はblogにしました。

仮想環境のbinというフォルダの中にプロジェクトを作成しないで下さい。

binというディレクトリから移動しても仮想環境の中に入ったままなので、Djangoでプロジェクト作成を行うときは先にディレクトリを移動しておきましょう。


04. Djangoプロジェクの初期設定


Djangoプロジェクトを作成することができました。

次に自分がいつも使用しているエディターでプロジェクトを開いてみましょう。






LANGUAGE_CODE = 'en-us'

TIME_ZONE = 'UTC'

## ↓

LANGUAGE_CODE = 'ja'

TIME_ZONE = 'Asia/Tokyo'


と変更して下さい。

これは日本語用のサイトに設定しサイトのタイムゾーンをお馴染みの東京に変更しただけです。

こうすることで初期ページを日本語仕様にすることができます。

日本人向けのサイトを作成するときは日本語仕様にしましょう


05. Djangoのローカルサーバーの起動


最後に作成したプロジェクトをローカルサーバーで起動してみましょう。



python manage.py runserver


プロジェクトフォルダのディレクトリに移動していることを確認してからコマンドで実行して下さい





このような画面が表示されるはずです。

この画面を見ることができればはじめの一歩を踏み出すことができています。

http://127.0.0.1:8000

ローカルサーバーのリンクです。

これから何度も見ることになると思います。

Djangoのプロジェクト作成からローカルサーバーを開くまでの流れは覚えておきましょう。


06. まとめ


お疲れ様でした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

これでDjangoでブログを作成する第一歩は整いました。

次回から実際に機能を充実させるためにコードを書いていきます。

次の目標は簡単なHTMLテンプレートを表示させることですね。